公開講座『進路をどう選ぶか!今、何を学ぶべきか! 〜企業の視点から伝えたいこと〜』

 株式会社宮原製作所・取締役経営企画部長の森川友和氏をお招きし、企業の視点から見た障がい者雇用のリアルと進路選択についての講演会を開催しました。
 現在、法定雇用率の引き上げが進む一方、企業現場には業務の切り出し、指導社員の負担、コミュニケーション等の関わり方、そして設備コストという「4つの不安」が存在しています。そうした中、同社は倉敷琴浦高等支援学校との出会いを通じ、試行錯誤の末に「環境と役割さえ整えば誰もが力を発揮できる」という大きな気づきを得ました。現場で奮闘する生徒たちの姿は、既存社員の意識改革や社内の活性化にも繋がっています。
 森川氏は、成功する生徒たちに共通する最重要スキルとして「基礎力」と「人間力」の2つを挙げ、これらが「習慣化=無意識にできる」レベルまで身についていることこそが職場での強い信頼に直結すると強調されました。これからの進路選択においては、単なる作業内容だけでなく自分が成長できる環境かを見極める視点が不可欠であり、学校と企業が深く連携して共に人を育てる関係性が求められています。